iyasiike
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しょっちゅう沖縄に行っているわけではないが、行くたびに食べるのがゴーヤーチャンプルーだ。

ゴーヤー(ニガウリ)というのは、生命力旺盛な植物のようで、最近はうちの近所でも作っている人が多い。水をやらなくても、どんどん大きくなるようだ。

沖縄へ行く数日前にも親戚から大きなゴーヤーをいただいた。

ゴーヤーといえば、チャンプルーしか料理法を知らないからそれが食卓に出てくる。食べる。もう慣れた味だから割とうまい。しかし、家でゴーヤーチャンプルーを食べては、沖縄で食べるときに新鮮味が薄れてしまう!というようなことを奥さんに言って、瞬殺された。
 

今回は那覇で2回ゴーヤーチャンプルーを食べた。

 

7月に行ったときに国頭村で食べたゴーヤーチャンプルーもおいしかったのだが、今回は那覇が中心。月並みではあるが国際通りの「二幸」という店が丁寧に作っていておいしい。

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味付けは薄い塩味。非常に穏やか、で、ゴーヤーがはっきりと苦いのだ。この鮮烈な苦さを活かすために、恐らく火を通し過ぎていない。
家で作るときは豚肉を入れるのだが、沖縄の正統派はスパムと沖縄のかまぼこ。「二幸」はかまぼこだけ。これが上品な味の秘訣か。豆腐はよく炒めている。あまり細かく切らない。

関西のスーパーなどではゴーヤーの値札に「苦みが強くありません」などと書いてあるが、本来、ゴーヤーは苦みを楽しむものなのだ。
 

そういえば、ラフテー(非常においしかった)にもゴーヤーが口取りで付いていたが、これも目が覚めるくらいに苦くて、良いコントラストになっていた。

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タクシーの運転手は「公設市場の二階で苦いゴーヤー食べてごらん」などと言うのだが、確かに有名な牧志の市場の二階の食堂のゴーヤーもなかなか苦い。スパムの切り方が荒いし、味付けもやや濃いめ。市場らしくざっかけない感じだが、古びた店の雰囲気にも合っている。

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両方の店とも「苦い」記憶が、おいしいゴーヤーチャンプルーを食べたという印象になっている。
 

不思議なもので、関西に帰ってくると、苦いゴーヤーチャンプルーを食べたいという気持ちが無くなる。しゃりしゃりした食感は楽しみたいが、ほろ苦い程度の方がいいと思う。

風土が、人の味覚にも微妙に影響を与えるのかもしれない。

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たぶん、関西に売っているようなゴーヤーでは、沖縄の味は難しいのだろう。 

 



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