昨日の続きである。
⑤見出しに最大限の努力を

折角面白い内容なのに、タイトルが平凡だったりシリーズタイトルだけだったりすることがある。
人はタイトルに惹かれて読む。そのことを考えれば、タイトルに全身全霊を注ぐべきだ。
広告のキャッチフレーズとよく似ているが、ブログの場合、二つの原則がある。
残念なことではあるが、その一つは
「人の不幸は蜜の味」
ということだ。
ネット上で多くの人々は、赤の他人のネガティブな情報をさがしている。私もそういうところはないとは言えないが、人が窮地に陥ったり、困ったり、罪を犯したりしているニュースについて「内容を知りたい」と思っている。
良いことではないが、そのことを知っておくのは大事なことだ。

ニュースサイトの記事をみれば一目瞭然だが、ほとんどの記事が「ネガティブ」になっている。

そしてもう一つ大事なことは
「固有名詞」
だ。人は「一般論」「抽象論」には興味がないのだ。
「固有名詞」特に人名がタイトルに入ると注目度はぐっと上がる。
顔が浮かぶような有名人ならば言うことはないが、実は誰も知らない名前でもいいのだ。
「山田智久、号泣」みたいな感じで具体名を挙げてこれにネガティブな表現を付ければ、確実にPVは上がる。

「私はそんな小細工はしたくない、文意を最も表すタイトルを付ける」
という人もいるだろう。
「偉い、偉い」と申し上げるが、文章のまとめのテクニックとして「誰々がこう言った、こういうことをした」はもっともオーソドックスであるはずだ。
「固有名詞」+「ネガティブ」はそういう意味でも的を射ていると思う。

⑥読者は、あなたのことに興味はない

昔の物書きはプライベートから書き始めるときは、「わたくしごとで恐縮だが」とか「私事に渉り恐縮である」などという書き出しをした。
文章は公に向けて発表する。公私混同は許されない。また私事は「自慢」が多いから、前もってひとことお詫びをしていたのだ。

ブログにはそういう作法は無いようで、自分の近況などをたくさん書く人もいる。アクセス数の報告を逐一する人もいる。
率直に言って、読者には面白くもなんともない内容だ。
「応援してください」というところだろうが、そんな義理は読者にはない。

そういうものはブログにはいらない。PV数も必要ないと思う。

お客さんは、あなたには何の興味もない、興味があるのはあなたの書くものだけだ、ということを肝に銘じるべきだろう。
SNSは別だとは思う。

⑦最新の更新が、すぐにわかること。

私は常々ブログは「お店」だと思う。
お客さんがお店で見たいのは、商品、それも最新の商品だ。
その商品よりも前に、店主が何かで表彰されている写真や、「今月の売り上げは何万円でした」などという告知や、広告やお知らせがごてごてと陳列されていたらお客さんはどう思うだろう。

私もアフィリエイトで何がしかの収入を得ている。だからタイトル下、記事下などにアドセンスは貼る。これはお許しいただきたいと思うが、そこには節度が必要だ。
実は先月まで、ある広告代理店のオファーを受けてスマホ版のタイトル下を企業に売っていた。それなりの収入はあったが、タイトルの下にゲームの広告が分厚く連なるのが気持ちが悪かったので、先月限りで打ち切った。いわゆるアドマーケット式の広告は、予想がつかない場合が多いのでよくないと思う。

少なくともトップページで、最新の更新が見えないと、お客さんは「また同じトップページだ」と思って帰ってしまう。
トップページが毎日1度以上変わっていれば、お客さんは「明日も来よう」と思ってくれる。
トップページをいつもフレッシュな状態に保つのは、お店が、店頭に目玉商品を置くのと同じことだ。

それから記事の途中にあからさまな広告を置くのも逆効果だろう。お客にとってはうれしくもなんともない。

私はアドセンスとともにアマゾンのアフィリエイトも使っているが、これは売り上げ目的と言うより、野球選手や関連する事物の「画像」を合法的に貼るために使っている。
結構有名なブログでも、NPBやMLBの画像をそのまま使っている場合はあるが、大きなリスクであることは認識すべきだ。
私は原則として、自分で撮った写真以外は使わない。著作権的なリスクを考えてのことだ。

⑧で、結局は「実行」。

私は一昨年までいた会社で「ブログの収益化」について学んだ。教材はアメリカのプロのブロガーの講演だった。
日本にもこういうセミナーはあるが、ずいぶん高いお金を払うようだ。
もちろん、こういうブログ収益化は、阿漕な内容も含まれているから、100%鵜呑みはできないが、あらましここで紹介したことが基本だ。

「そこまでしてブログのPVを集めたくない」という人もいるだろう。それはそれで結構だが、中途半端な努力は、結局実を結ばない。

ビデオの中で講師が最後に言ったことが印象的だった。
「僕は、ここで自分がやってきたこと、テクニックや方法論をすべて紹介している。“本当はここで言わない裏技があるのだろう?”と言われるが、そんなものはない。全部洗いざらい披露している。でも、全く心配はしていない。みなさんは、今日、家に帰って“いい話を聞いた”と家族に話すだろう。でも、明日になったら忘れている。
“どうすればいいか”を知ったとしても、その通りやってみる人はほとんどいない。やり続ける人はゼロに近い。だから安心してテクニックを披露しているんだ」

要するにそういうことなのだ。ブログだけではないだろうが、本当にやる気にならない限り、何も始まらない。
結局は明日から、今日から、何ができるか、が大事なのだ。

この人には直接教えてもらった。この本も重要。



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広尾晃、3冊目の本が出ました。